2026/08/04 20:00
オールドレンズは、適切に手入れすれば長く撮影を楽しめる道具です。一方で、湿気や急な温度変化、誤った清掃はカビ・クモリ・傷の原因になります。この記事では、日常でできる安全な手入れと保管の基本をまとめます。

【まず覚えたい結論】
レンズの表面は「触らない・こすらない・濡らさない」が基本です。撮影後は外側のほこりを払い、必要なときだけレンズ用のクリーニング用品で軽く整えます。内部のカビやクモリは無理に分解せず、専門店へ相談しましょう。
【撮影後に行う3ステップ】
1. ブロアーでほこりを飛ばす
まずはレンズを下向きにし、ブロアーで表面の大きなほこりを飛ばします。いきなり布で拭くと、砂ぼこりがガラス面をこすることがあります。ブラシ付きのブロアーを使う場合も、強く押しつけないのが安全です。
2. 外装を乾いたクロスで拭く
鏡筒やピントリングは、柔らかく清潔なクロスで軽く拭きます。油分が気になる場合も、液体を直接吹きかけず、レンズ専用クリーナーをクロスに少量つけて使いましょう。
3. 前後キャップを付けて休ませる
撮影直後にバッグへ密閉せず、結露がないことを確認してから前後キャップを装着します。雨や汗で湿った日は、帰宅後すぐに乾いた場所で状態を確認することが大切です。
【カビ・クモリを防ぐ保管】
オールドレンズの保管では、湿気を避けつつ、極端な乾燥も避けます。防湿庫を使う場合は庫内の湿度を確認し、乾燥剤を使う場合は交換時期を守りましょう。レンズをケースに入れっぱなしにするなら、定期的に取り出して外観とガラス面を点検します。
寒い場所から暖かい室内へ移動したときは、すぐにキャップを外さず、袋などでゆっくり温度をなじませると結露対策になります。

【やってはいけないこと】
ティッシュや衣服の裾でガラス面を拭く、息を吹きかけてからこする、内部のカビを自分で分解清掃する、といった方法は避けましょう。強いカビやクモリ、絞り羽根の固着が見られる場合は、購入店や修理専門店に相談するのが安心です。
【まとめ】
オールドレンズの手入れは、撮影後のほこり落とし、必要なときの軽い清掃、湿気を避けた保管の3つが基本です。無理にきれいにしようとせず、状態を記録しながら丁寧に付き合うことが、レンズを長く楽しむコツです。
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